【輪島塗】 ぐい呑み(溜め・蒔絵:萩に月)
滑らかな口当たりが心地よく、日常的に使いたい輪島塗のぐい呑み。
蒔絵は ’萩(はぎ)’ 。「草かんむり」に「秋」という文字のとおり、秋を代表する花ですね。小さな花と丸い葉がかわいらしい、万葉集にうたわれる秋の七草のひとつでもあります。
深い溜塗に、銀の月光を浴びて浮かび上がる赤い花が秋の訪れを知らせています。
贈り物に、インテリアとして飾っておくのにもおすすめです。
輪島塗は、木地師・下地塗師・上塗師・蒔絵師などの、複数の専門職人による巧みな手仕事の結集によって作られます。天然木の素地に漆や地の粉(輪島の珪藻土)を何層も塗り重ね、それぞれの層を丁寧に磨き上げることで、美しい光沢と耐久性を実現しています。
作り手は輪島の『山元清巧堂』。
1935年、能登鉄道の終着駅として輪島駅ができたのと同時期に漆器店として開業しました。
輪島の職人たちとともに、古来の輪島塗を実直に作り続けています。
現在、震災で輪島を離れざるを得ない人が多い中で、若い後継者が家業を引き継ぎました。輪島で再建を目指す貴重な存在です。
【色】
内側、外側ともに溜色です。
内面に萩の花と月が、外側には秋の野の草が、蒔絵で描かれています。
【サイズ】
直径:7.0cm
高さ:3.7cm
【素地】
天然木(ケヤキ)
【使用上の注意】
・電子レンジ、食洗機はご使用になれません。
・直射日光のあたる場所での保管はお控えください。
※この商品は10月30日に価格改定(値上げ)を予定しております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。現在の価格でご購入いただけるのは、残りわずかな期間となっております。どうぞお早めにご用命くださいませ。
¥41,800
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山元清巧堂(震災前に撮影)